チャート | ちゃーと チャートとは1分、5分、10分、1時間、1日、1週間、1ヶ月といった期間の株価をグラフ化して見やすくしたものです。ただ、株価を見ただけでは、安いか、高いかを判断できません。そんなときに参考として用いられます。また、相場のトレンドや過熱状態等を捉えるために活用することもできます。 |
日足 | 1日を1本のローソク足で表現します。9時になったときに開始される「始値」。 その日の一番高い株価が「高値」。その日の一番低い株価が「安値」。そして15時になったときにつく株価が「終値」です。そして、チャートとして機能するときに重要視されるのが「終値」です。 |
月足 | 1ヶ月を1本のローソク足で表現します。長期投資やスイングトレードの時に判断材料になるローソク足です。 |
5分足 | 5分で1本のローソク足を構成します。スキャルピング(超超短期投資)やデイトレ(1日で終わらせる取引)時によく使用します。特にデイトレは5分脚を最も活用するので、その分見てる人も多い。よって信頼性があるという判断になりますl |
移動平均線 | 終値の平均を線で繋いだものです。5日移動平均線であれば過去5日間の平均した株価に点を置き、それを繰り返して点を線で繋げています。 |
グランビルの法則 | 値動きの傾向についての理論です。トレンドの継続や終了を把握する際に使います。 |
ダウ理論 | 移動平均線と組み合わせて使い、売買判断位利用できます。 |
RSI(相対力指数) | 直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのか計測しようとする指標です。計算方法はシンプルで上昇と下落の値幅の合計に対して、上昇値幅が何%あるのかを表します。RSIは、オシレーターの中では個人投資家にも人気が高く、主に買われすぎ・売られすぎを判断する指標として活用されています。 ◆RSIの見方は? RSIは、50%を中心として0~100%の範囲で推移し、上昇局面に入ると数値が50%以上で推移し、下降局面に入ると数値が50%以下で推移します。 また通常、RSIが70~80%以上であれば相場は買われすぎ、逆にRSIが20~30%以下であれば相場は売られ過ぎであると判断されます。 RSIは一般的に14日を使うことが多く、保ちあい(ボックス)相場や穏やかなトレンドの相場で比較的、機能します。 ◆基本的な売買シグナル RSIは70~80%以上は買われすぎ(高値圏)、20~30%以下は売られすぎと判断し、株価のボトム・ピークをとらえることができます。 逆張り的な売買シグナルとして、 RSIが30%以下に下がると売られすぎの買い場 RSIが70%以上まで上昇すると買われすぎの売り場 という使い方ができます。 しかし、RSIは、非常に強力なトレンドにおいては、買われすぎに見える局面で売ってもその後さらに相場は上昇、売られ過ぎに見える局面で買ってもその後さらに相場は下落することがあります。 相場のトレンドの強さをチャートで確認して、逆張りの売買シグナルが有効かを確認してください。 また、他の指標と組み合わせて、利用しましょう。 ◆RSIによるトレンド判断 またRSIは買われすぎ売られすぎだけを判断するだけでなく、50%ラインを中間地点として、その銘柄のトレンドの持続性を判断することができます。 RSIが50%以上で推移している間は上昇トレンド、 RSIが50%を下回って推移している間は下降トレンド と判断します。 RSIが30%以下から反発しても、50%を上回ることができないと、そのまま下降トレンドとなってしまうことがあります。エントリーした後もRSIの値を確認しながら、50%を上回れるかを見ていくことが重要です。 ◆RSIのダイバージェンス現象 RSIのダイバージェンス現象とは、株価が下落しているにもかかわらず、 RSIの値が上昇しているなど、RSIの動きが株価の動きと逆行する現象のことをいいます。 RSIは稀に株価に先行して動くことがあり、株価の底打ちや天井圏を予め察知できる場合があります。 ダイバージェンスを実際の売買で使う場合、ダイバージェンス(株価の下落が続いている際にRSIが上昇し始めた状態)を確認し、その後に株価が遅れて反発してくれば、上昇転換する可能性があり、そこがエントリーのタイミングとなります。 その際、RSIにトレンドラインを引いておくと、エントリーのタイミングもわかりやすくなります。 RSIのダイバージェンスは、株価の下落の勢いが弱まってきた場合に多く見られます。 ダイバージェンスが確認できてから、株価が上昇転換するまで日数を要する場合もありますが、株価が下げ止まった後は、強く上昇することも多いので、買いシグナルとしてお勧めのパターンです。 RSIの使用日数は14日が一般的です。これは日足になります。 RSIの利点はピークとボトムを捉えやすい RCIは、株価の方向に対して比較的、忠実に動く傾向がありますが、欠点として株価が一方向に動き続けてしまうと、高値圏や安値圏で横ばい状態に張り付いてしまうことがあります。 これはその他の多くのオシレーター系指標でも起こってしまう現象なのですが、RSIに関しては比較的起こりにくいというのが利点です。 RSIは計算上、100%や0%になりにくいという性質あり、他のオシレーター指標よりも、株価が過熱しすぎた場合のピークやボトムが捉えやすいという特徴があります。 そのため、株価が一方向に大きく上昇し続けたり、または急激に下げ続けた場合の判断はRSIがお勧めです。 |
RCI(順位相関指数) | RCIとは、ある期間内の株価(終値)に上昇順位をつけ、その期間の日数との相関関係を指数化したもので「上がり始め」「下がり始め」の時期とタイミングを捉える指標です。 また株価の動きと日柄(日数)を重視することから、相場の動きに応じて計算日数を変更させるとより効果を発揮します。 株価の動きに対して、上下に大きく動きやすいという特徴もあり、オシレーターの中でも反応が早いことも利点となります。 RCIの見方は? RCIの基本的な数値の見方は、-80%以下で底値圏、+80%以上で高値圏と判断します。 RCIが徐々に下がってきて、0%を割り込み-80%近くまで到達した際に売られ過ぎとなり、RCIの傾きが下向きから上向きに転じれば買いタイミングと判断します。 買いシグナル RCIが-80%以下まで下がった後に下向き(または横向き)から上向きに転じたら買い 売りシグナル RCIが+80%以上まで上昇した後に上向き(または横向き)から下向きに転じたら売り RCIの確率を高めるコツ 中長期のRCIを重ねた見方 52日RCIは長期的なトレンドを判断することができます。高い位置で横向きで張り付いている時は、上昇トレンドの状態となります。 また26日RCIは9日よりも緩やかな方向を判断することができます。 買いタイミング 52日RCIが高値圏で張り付いている状態で、9日と26日のRCIが下がると上昇トレンドからの押し目形成となり、2線がクロスすると買いタイミングとなります。 売りタイミング 26日RCIが下向きに転換したポイントが売りタイミングとなります。 9日で判断するよりも大きなトレンドに乗って利益を伸ばすことができます。 RCIの欠点 RCIも他のオシレーター指標と同じように、株価が保ち合い状態になると、高値圏や安値圏に到達することなく、小刻みに動きます。 そのためRCIの動きが頻繁に傾きが変わるような状況では、トレードを控えるのがお勧めです。 RCIの利点は株価の方向性がわかること RSIとRCIの動きを比較すると、どちらも株価の高値圏や安値圏を捉えており、同じように動きているように見えます。しかし動きをよく見てみると、RSIは株価値幅の上下によって、上下に細かく変動していることがわかります。 対してRCIは日数を元にしているため、株価の上下の変動幅には左右されず、細かく上下に変動しにくい指標です。 そのため、株価の方向性とRCIの方向性が一致しやすいという特徴があります。 つまりどちらの指標でも株価の買われ過ぎ、売られ過ぎを判断することはできますが、RCIに関しては傾きによって株価の方向性も同時に判断できる指標といえます。 |
出来高 | 出来高とは、期間中に成立した売買の数量のこと。 株式の場合、1日、1週間など、ある一定期間内に売買が成立した株数を指します。 銘柄ごと以外に、市場全体や指標での出来高も評価されます。 「出来高は株価に先行する」といわれることもあり、市場の活性度を測るバロメーターとして使われます。 |
MACD | MACD(マックディー)は、移動平均の発展版で、更に売買シグナルにおいて精度を高くした、トレンド分析の中でも人気のある指標の一つです。「移動平均収束拡散」又は「移動平均収束乖離」などとも呼ばれています。 トレンド形成時に威力を発揮するため、逆にボックス相場に弱いのが特徴です。 主にMACDとMACDシグナルという2本のラインの交差を売買のタイミングとして用いられることが多く、初心者の方でもシグナルの発見が容易です。 |
ボリンジャーバンド | ボリンジャーバンドは、移動平均線と標準偏差で構成されており、移動平均を表す線とその上下に値動きの幅を示す線を加えた指標で、「価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まる」という統計学を応用したテクニカル指標のひとつです。 特徴は、収束と拡散を繰り返していることで、この動きにあわせて「順張り」「逆張り」それぞれの投資に利用することができます。 活用法 ①順張り型(ボラティリティー・ブレークアウト) ~保合い相場から脱したタイミング~ 相場の動きが乏しいときはバンドの幅が狭まり、相場の動きが激しいときにはバンドの幅は広がります。 バンドの幅が狭くなってきたところで値動きに注目し、終値が±2σをはみ出したら、素直にトレンドに追随します。 ②逆張り型 ~レンジ相場に適している~ ±1σ~±3σを各々下値支持線や上値抵抗線と考え、株価が-1σ~-3σにきた時に買いポイント、+1σ~+3σにきた時に売りポイントとみます。 ③バンドウォーク ~トレンド発生中に適している~ 相場にトレンドがある場合(つまり中心線の傾きが強い場合)、中心線と±2σライン、あるいは±1σラインと±2σラインの間で上下動を繰り返しながら、価格が上昇(下降)していくことがあります。 ポイント 活用法には、主に上記3つの方法がありますが、一般的に多く使われるのは、①のボラティリティー・ブレークアウトになります。 <ポイント>価格がバンド内に収まる確率について ボリンジャーバンドの±1σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約68.3% ボリンジャーバンドの±2σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約95.4% ボリンジャーバンドの±3σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約99.7% |
オシレーター | |
ゴールデンクロス(GC) | |
デッドクロス(DC) | |
板 | |
成行 | |
指値 | |
逆指値 | |
年初来高値 | |
年初来安値 | |
ストップ高 | |
ストップ安 | |
信用買い残 | |
信用売り残 |
テクニカル関連用語

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